Blenderであそんでみた

3D-CGソフトBlenderの小技や豆知識など。

手探りでLuxCoreRender その2「インストール」

LuxCoreRenderの使い方を手探りしていくシリーズ。
今回はBlenderにLuxCoreRenderをインストールします。

※記事製作時のバージョン:Blender 2.93 , BlendLuxCore v2.6

 

インストール手順

1. 下のリンクから、LuxCoreRenderの公式ダウンロードページに行きます。

luxcorerender.org

 

2. Blender用のアドオン「BlendLuxCore」をダウンロードします。
 各OS版のリンクをクリックすると、自動でダウンロードが開始されます。

 

ダウンロードが済んだらインストール・・・の前に、注意点が2つあります。

注意点 1

Windows版を使う場合は、次の2つもインストールされている必要があります。

  • Visual C++ Redistributable Packages for VS 2017
  • Intel C++ redistributable

と言っても、この2つは元々PCにインストールされていることもあります。
確認するのも面倒なので、とりあえずBlendLuxCoreをインストールしてしまうのが手っ取り早いです。
それで問題無ければOK。
問題があればエラーが出るはずなので、改めて必要なものをインストールすれば良いと思います。
※私は問題無かったので、実際どんなエラーになるかは分かりませんが。

 

なお、この2つのインストールが必要になった場合は、LuxCoreRenderのダウンロードページにこれらのインストール用ファイルも用意されています。
(リンクをクリックすると、自動でダウンロードが開始されます。)

 

注意点 2

この記事を作成した時点(2022年7月19日)でのBlendLuxCoreの最新版は「v2.6」です。
v2.6が対応しているのはBlender 2.82~2.93の範囲で、3.0以降で使うとクラッシュするそうです。
PC内にBlender 3.0以降しか無い場合は、BlendLuxCoreをインストールする前に2.93を用意する必要があります。
2.93のダウンロードはこちら。

www.blender.org

補足 1:BlendLuxCoreの最新開発版では実験的にBlender 3.0以降にも対応しているとのことですが、この記事では安定版のv2.6を使用します。
補足 2:1台のPC内で複数バージョンのBlenderを使用する方法は、「blender 複数 バージョン」で検索するとすぐ見つかります。

 

以上の注意点を踏まえた上で、BlendLuxCoreのインストールへ進みます。
この後は普通のアドオンのインストール手順になります。

3. Blender 2.93を起動します。

 

4. 「編集」>「プリファレンス」>「アドオン」>「インストール」と進みます。

 

5. ダウンロードしたBlendLuxCoreの.zipファイルを選択 >「アドオンをインストール」をクリックします。

 

6. インストールが済むとアドオンのリストに「LuxCore」が表示されるので、チェックボックスをONにして有効化します。

 

7. レンダーエンジンに「LuxCore」が追加されます。
 これでインストールは完了です。

 

というわけで、無事にインストールできたので今回はここまで。
次回はLuxCoreRenderの基本設定をいじってみます。

 

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